リハビリセンター

リハビリテーション部は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3つ分野を、それぞれ専門の療法士が訓練を行います。
当院のリハビリテーションの特徴
当院では小児から高齢の方まで、あらゆる世代を対象にしております。そして入院後の早期回復や早期在宅復帰を目指すために、手術前および手術翌日からのリハビリテーションに積極的に取り組んでおります。
リハビリテーションスタッフは21名在籍し、医師や看護師などの他職種と連携と協業を図りながら、患者様の生活を再構築するために、多方向からのサポートを行っております。
2022年7月現在、公益法人日本理学療法士協会認定の 運動器認定理学療法士、
スポーツ認定理学療法士、登録理学療法士、および3学会合同呼吸療法士が在籍しております。
臨床実習指導者研修会受講者はPT10名、OT1名となっています。
修士、博士を取得したスタッフも複数おり、卒後教育に積極的に取り組んでいます。
診療分野
理学療法(スタッフ数:14名)
骨折や外傷、がん、脳血管障害などによる運動機能に障害をもった患者様を主な対象とし、関節可動域運動や筋力強化、歩行などの基本的な動作練習を行います。具体的には、日常生活動作の獲得、学業・職場・スポーツ復帰を目標に患者様個人の身体機能、社会的背景などの評価を行い、運動療法や物理療法、リスク管理や再発予防などを含めた指導を行っています。高齢の方に対しては、ご本人の日常生活動作の獲得のみでなく、介助者の介助量軽減を目標に評価・治療を行い、必要に応じて家族指導や社会資源の検討などを行います。
また小児のリハビリテーションにも積極的に取り組んでおり、運動発達学的アプローチの他に補装具、日常生活用具等の作成も行っています。
さらに当院には、呼吸のリハビリテーションを専門とする療法士(3学会合同呼吸療法認定士)が在籍し、呼吸器疾患を持たれた方にも積極的に取り組んでいます。
作業療法(スタッフ数:5名)
骨折や外傷、がん、脳血管障害などにより日常生活の諸動作に支障をきたしている患者様に対し、その人らしい生活の獲得に向けて様々な活動練習を行います。具体的には、作業療法で扱う作業は人の日々のくらし(生活)であり、日常生活動作や生産的活動、余暇活動に必要な運動機能・認知機能・心理機能に対する練習に加え、動作の工夫や福祉用具の適応、介助方法の指導を実践します。
病気と上手く付き合いながら地域で暮らせるように生活を再構築していく支援を行います。
また発達支援を必要とする方への小児のリハビリテーションにも積極的に取り組んでおり、作業活動を通じた支援や生活指導などを行っています。
言語聴覚療法(スタッフ数:4名)
成人の脳梗塞や脳出血などの後遺症により起こることばの問題や肺炎などにより起こる高齢者の飲み込みの問題、小児のことばの遅れや発音の問題などを評価し、練習や指導を行います。具体的には、ことばを聴きとったり、読んだり、書いたりする練習、伝達手段の検討や舌やのどなどの運動練習、安全に食べる練習をします。
小児のリハビリテーションでは、ことばの基礎となる発達を促しながら、ことばを育てる関わりを行います。
またご家族や施設の方になどにことばや飲み込みの状態を説明し、理解を求め、より良い環境を整えます。
スタッフ
医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、事務員施設基準
- 運動器リハビリテーションⅠ
- 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
- 呼吸器リハビリテーションⅠ
- がん患者リハビリテーション
- 心大血管リハビリテーション
令和5年4月1日(以降)採用者募集について
◎令和5年4月1日(以降)採用の『言語聴覚士』を追加募集しています。また、関東地区では、『理学療法士・作業療法士・言語聴覚士』を随時募集しています。
書類提出期限、選考試験日程 : 随時
◎令和6年4月1日追『理学療法士・作業療法士・言語聴覚士』採用情報
応募締め切り : 令和5年8月2日(水)
選 考 試 験 : 令和5年8月17日(木)
※詳細はJCHO 関東地区事務所ホームページをご覧ください。