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2018年度(平成30年度)開始の新専門医制度に基づいた専攻医の募集をいたします
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婦人科について

婦人科について

手術総数当院では長い伝統と経験豊富なスタッフにより多彩な婦人科疾患に対応しています。良性腫瘍(子宮筋腫、卵巣嚢腫)、悪性腫瘍の診療に加え、リプロダクションや女性のヘルスケア部門にも力を入れております。


内視鏡手術

日本内視鏡外科学会技術認定医の指導のもとに、腹腔鏡手術を行っています。

腹腔鏡手術腹腔鏡手術対象は、卵巣腫瘍(良性に限る)、子宮内膜症(チョコレート嚢腫を含む)、不妊症(卵管性、多嚢胞性卵巣症候群)、子宮外妊娠、腟欠損症、子宮筋腫などです。
MRIや超音波を併用して診断し最適な手術方法を選択していきます。

緊急手術にも対応しています。
また、自己血貯血も院内で施行しています。

女性ヘルスケア

いわゆる更年期障害は、卵巣欠落症状によるもの、うつ状態によるものなど原因がさまざまであり、身体的な観点とメンタル的な観点の双方からのみつめが重要です。

当科では主にホルモン補充療法と骨粗鬆症治療を重点におこなっています。
骨密度撮影は短時間で可能です。

また和漢診療科とも連携し漢方治療も推進しています。

HPVワクチン(子宮頚癌予防ワクチン)

世界中の世界中の子宮頚癌組織の99%以上でヒトパピローマウィルス(HPV)が検出されますが、その中にいくつかの型がありますが、16型と18型は代表的なハイリスク型HPVであり、約60-70%を占めると報告されています。
今回使用可能となった子宮頚癌予防ワクチンであるサーバリックス(R)は、2価ワクチンと呼ばれるもので、16型と18型をターゲットにしています。各回0.5mlを3回肩の筋肉に筋肉注射します(初回接種、1ヶ月と6ヶ月後に再接種)。
ワクチン接種により、効果は、最低7年間維持されます。7年を超えた長期的効果については自然感染時と比較して充分に高い抗体価が20年以上維持されると推計されています。

予防としてのワクチン

このワクチンは、既に感染しているHPVに関しては、ウィルスを消失させる治療効果はありません。したがって、HPV持続感染の治療、HPVに起因する子宮頸部異形成、子宮頚癌の治療には用いられません。性活動開始前に接種するのが最も効果があるとされています。

再感染の防止効果

感染しているHPVが一度消失したあとの再感染を防ぐことは可能なため、初交前の接種に比べ有効性は減少するものの初交後ご考えられる年齢の女性に対してもCatch up(追いかけ)接種が推奨されています。
日本産科婦人科学会では10-14歳を最も推奨、15-26歳までを次に推奨、27-45歳までの女性もワクチン使用の対象としています。

子宮頚癌検診について

HPVワクチンが世界中に普及した場合、子宮頚癌の約70%が防止できるのではないかと期待されています。ただし、HPVワクチンを接 種した場合でも、子宮頚癌検診は必ず受診すべきです。ワクチンは検診の代わりにはなりません。これまでにHPVワクチンが承認された国々の勧告でも、子宮 頚癌検診はこれまで通り継続すべきであると強調されています。

ワクチン接種に伴う副作用について

ワクチン接種に伴う副作用では、FDA(米国食品医薬品局)に提出された資料では、接種後15日以内の局所の副作用として軽度~中等度 の痛みが81%、重度の痛みが2.8%、軽度~中等度の腫れが23.3%、重度の腫れは2.0%、軽度~中等度の赤斑が23.7%、重度の赤斑は0.9% でした。
また全身の副作用では、重度のものはいずれも0.1%未満でしたが、発熱13.0%、嘔気6.7%、鼻咽頭痛6.4%。めまい4.0%、下痢3.6%、嘔 吐2.4%、筋肉痛2.0%、咳2.0%などとなっています。ときに(特に10~18歳に多いとされています)ワクチン接種による神経反応などによって失 神をおこすことがあります。ワクチン接種後約30分間は待合室などに待機して経過を見ることが重要です。

妊娠している方のHPVワクチン接種の注意点

HPVワクチンは、それ自体はHPV感染のおそれはありませんが、安全性に関するデータが不足しているため妊娠している方へのHPVワ クチン接種は勧められません。最初のワクチン接種後に妊娠が判明したときは、以後のワクチン接種は分娩後にすべきとされています。なお、授乳中の女性は、 HPVワクチンの接種が可能とされています。

HPVワクチン接種の費用について

■費用負担の現状

HPVワクチンは、先進各国では公費負担制度が設定されていますが、わが国では残念ながら現在のところ保険適応はなく、自費診療となります。

■当院での費用

当院では、サーバリックス(R)の注射1回あたりの料金は15,000円(消費税込)となります。したがって3回の注射では45,000円となります。

■サーバリックス(R)の注射に関する注意点

ワクチン接種の当日は、ご記入いただいた予診表を医師が確認し、産婦人科外来にて問題のないことを確認した上で健診センターで接種を行 います。ワクチンは筋肉内注射による接種です。接種後30分は患者様の状態を把握するため、健診センターにてお過ごしいただきます。特に異常な症状を認め なければ、終了となります。初回の接種を行った際に、1ヶ月後、6ヶ月後のワクチン接種外来の予約を行います。ワクチン接種による副反応は説明書に記載さ れておりますので、記載されているような症状が強く出現した場合などには当科までお問い合わせ下さい。2回目および3回目の接種の流れは、1回目のワクチ ン接種外来と同様です。長期にわたる予約が必要となりますので、予め日程をよく調整いただけましたら幸いです。
別のワクチンを接種した場合、生ワクチン接種後27日以上に、不活化ワクチン接種後6日以上の間隔をあけることが必要です。
  • 接種枠
毎週金曜日 午後2時~午後2時30分
  • 接種場所
産婦人科外来で問診し、会計ののち、健康管理センターで接種実施
  • 接種スケジュール
1回目
2回目 : 初回から1ヶ月後
3回目 : 初回から6ヶ月後
  • 料金
各15,000円
  • 接種対象者
15歳以上の女性
※18歳までは保護者同伴
※17歳以前は小児科外来での受付となります。
  • 予約電話
027-220-8165(病院代表)より産婦人科外来へ
月曜日~金曜日 午後2時~4時
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