放射線科|MRI
SIEMENS社製 MAGNETOM Skyra3.0T
SIEMENS社MR装置のフラッグシップマシーンであるSkyra3.0Tが県内で最初に当院に導入されました。本院の検査から脳ドックまで全てこの一台で対応いたします。
磁場強度が3.0T(テスラ)と強い装置ですので、画像はとても綺麗です。またオープンボア(患者さんが入るトンネル幅)は70cmと広く、ガントリ長(トンネル長)も短い事より、膝の撮影であれば顔がガントリ外に出ますので快適に検査が受けられます。
磁場強度が強い事より金属等のチェックが厳しいのですが、ご理解ご協力をお願いいたします。
MRIのメリット・デメリット
被曝しません |
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放射線を使用しないため被曝の心配がありません。非常に強い磁場と高周波によって画像を作ります。 検査は痛みを伴いませんが、前述のように強い磁場を使用するためその影響をうけるものを身につけている方の撮影が出来ない場合あります。(ペースメーカーを埋め込まれている方の検査は禁忌) |
非常に強い磁場を使用 |
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強い磁場と高周波によって画像を作るため、撮影室内に金属類が持ち込めない他、体内外に金属を装着している方(ペースメーカーや血管内ステント、脳動脈クリップ等)の検査は原則として行えません。 また、RFパルスによる発熱が考えられる化粧品(マスカラ等)や刺青、コンタクトレンズの一部も禁忌とされています。 しかし、上記のものにおいても、安全性が確認されている製品もあるため、ご不明な点につきましては担当の医師にご相談ください。 また撮影中に大きな音がする、動きに弱い、撮影時間が長い等もMRIのマイナス方向の特徴です。 |