鼠径ヘルニアの手術で入院する症例が最も多くなっています。当院は「地域がん診療連携推進病院」として悪性腫瘍に対しても治療を積極的に行っており、患者様の負担が少なくなるよう消化器内科と連携して治療方針を決定しています。

令和3年度は夏にRSウイルスが大流行したため急性気管支炎に関する入院が多くなりました。
当院では新生児治療をはじめ、食物アレルギーやてんかん等専門的な診療も幅広く行っています。

当院は「地域周産期母子医療センター」に指定され、重篤な合併症を有する妊婦さんや切迫流産・早産に対して24時間体制で受け入れをしているため、産科疾患が最も多くなっています。また、糖尿病センターと連携して妊娠糖尿病の血糖コントロールも行っています。
婦人科疾患では卵巣腫瘍や子宮頸部異形成などを多く診療しています。

変形性膝関節症に対する診療を多く行っています。次いで大腿骨頚部骨折になっていますが、脊椎も積極的に診療を行っています。
当院では全ての疾患において、早期からリハビリを開始して退院後も安定して生活が送れるよう支援しています。

狭心症などの循環器系疾患を多く診療し、心臓カテーテル法による形態学的狭窄だけではなく、FFR（冠血流予備量費）やIVUS（血管内超音波）といった様々な検査法で方針を決定しています。
また、肺炎や感染症の症例も多くなっています。

小腸・大腸の良性疾患が最も多く、年々増加傾向になっています。
内視鏡治療を積極的に取り入れているため、悪性腫瘍に対して行うEMRやESD（内視鏡的治療）も多く行っています。
また、胆道・肝臓疾患についても専門的な治療を行っています。

扁桃周囲膿瘍や急性扁桃炎などが最も多い症例となっています。
めまいや突発性難聴などの内耳障害や小児の扁桃肥大の診療も行っています。

白内障の治療を多く行っています。次いで小児の斜視手術（2泊3日）となっています。

糖尿病の教育入院では、クリニカルパスを使用した予定入院として、入院中に糖尿病教室等で食事を含む生活改善を目指します。退院後は自宅近くの開業医に通院できるよう地域連携パスを活用して安定した医療を提供しています。
また、周術期血糖コントロールや妊娠糖尿病等の治療も行っています。

皮膚の悪性腫瘍切除に伴う入院が最も多くなっています。
当院では皮膚科部長と特定看護師を中心に褥瘡回診を行い、褥瘡予防と治療の両面から褥瘡の発症率を減少させる活動を行っています。

上位に腹腔鏡下における術式が多く、最も多いのは腹腔鏡下胆嚢摘出術です。次いで腹腔鏡下虫垂切除術で緊急手術も多く行っています。

卵巣腫瘍に対する子宮附属器腫瘍摘出手術が最も多くなっています。
次いで帝王切開術で緊急帝王切開術も多く行っています。
また、子宮頸部異形成に対する子宮頸部（腟部）切除術や、子宮筋腫により子宮全摘術など婦人科疾患の手術も行っています。

最も多いのは膝疾患に関する手術で人工関節置換術です。次いで骨折観血的手術、関節鏡下靱帯断裂形成手術となっています。

内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多くなっています。
次いで内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術となっています。

水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）を多く行っています。

経皮的冠動脈ステント留置術が最も多くなっています。

「地域周産期母子医療センター」として産婦人科と連携しているため出生直後に処置が必要な新生児仮死蘇生術が多くなっています。

小児に対する口蓋扁桃手術が最も多くなっています。

外来にて生検をしたのち、予定入院として皮膚悪性腫瘍切除術を行っています。