患者情報を含む書類の紛失について

この度、当院において、3階病棟に入院された患者様の個人情報を含む書類の紛失が判明いたしました。
当該患者様およびご家族の皆様に対し、ご迷惑をお掛けしたことを改めてお詫びするとともに、
今般の事案を重く受け止め、患者情報の厳重な取り扱いについて、厳しく指導徹底を行い、職員一同、再発防止に努めてまいります。

1.事案の概要
 令和6年11月15日(金)当該看護師は勤務終了後、患者情報が記載されたワークシート(患者別業務確認一覧)と検査手順が記載された手帳を手提げバックに入れて車で退勤しました。私用のため公共の駐車場を利用した際に、手提げバックを助手席の足元に置き、その上にひざ掛け毛布を掛けて車を離れました。
 同年11月17日(日)車に戻ると車の鍵が開いており、ワークシート等の入った手提げバックが無くなっていることに気付き、車内を探したものの見つからず、警察に通報しました。

2.紛失した患者情報 
 紛失したワークシートには、3階病棟に入院された患者様計61名(11/5~11/15入院分)の氏名、病名、手術日、安静度、担当医師名、担当看護師名が記載されていました。病院名、患者様の生年月日、住所、電話番号は記載されておりません。

3.原因及び二次被害の可能性の有無
 当院のルールでは、患者情報の記載された書類を院外に持ち出すことを禁止としていますが、当該看護師は、自宅で業務内容等を再度確認する目的で、無断で持ち出しておりました。
 紛失した患者情報が第三者に流出した場合においても、住所、電話番号は含まれておらず、患者様に不審な連絡が生じる可能性は低いと考えております。

4.再発防止策
 個人情報を取り扱う全職員に対し改めて教育・研修を行い、個人情報取り扱い規定の周知徹底や定期的な監視・モニタリング体制の整備等を見直すことで再発防止の徹底に努めてまいります。


令和6年11月26日
JCHO群馬中央病院 院長 内藤 浩

【本件に関する問い合わせ先】
JCHO群馬中央病院 総務企画課
電話番号:027-221-8165
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