放射線科|Angio装置
SIEMENS AXIOM AXIOM ARTIS
SIEMENS社製のFPD(フラットパネルディテクター)を搭載した装置で、脳血管・心臓血管・腹部血管・四肢血管とあらゆる全身の血管の造影検査と治療を行う事が出来ます。患者さまの被ばく線量を極力少なくするパルス透視(間欠的にX線を出す透視)とFPDで低被曝、高画質を両立しています。またこの装置は、最大の特徴であるダイナCTと呼ばれる断層像(CTの様な画像)も撮ることが出来、診断・治療の手助けをしてくれるとても優れ者の装置です。
FPDとは人体を透過したX線をデジタル画像に変換する装置で、現在のデジタル変換技術でとても優れた機器です。
『検査の様子とお願い』
検査の時は中央のテーブルに寝て頂きます。
中央にあるTVモニターに検査中の透視画像や撮影した画像が表示されます。
装置が患者様の周りを回転したり、近づいたりしますので検査中は決して手を出したり触れたりされません様、お願い致します。
また、検査中はカテーテルと呼ばれる管が、患者様の腕や足の付け根の血管から体の中に入りますので動くと大変危険です。「まな板の上の鯉」になった気分でじっとしていて下さい。
ただし、カテーテルを挿入する場所には局所麻酔しますので、基本的に痛みも無く、検査中は自由に会話することも可能です。